白髪染めを選ぶときに意外と困るのが、何色に染めればいいのかということです。

 

男性向けの白髪染めは、ブラックやブラウンなど暗めのカラーが中心ですが、ブラックやブラウンと言っても何種類か用意されていることも多く、いざ選ぶ際には迷うことも多いと思います。

 

特に、これから白髪染めを使い始める方や、ヘアカラーからヘアマニキュアタイプに切り替える場合など色選びは難しいものです。

 

白髪染めの色選びと言っても、ヘアカラーやヘアマニキュアそれぞれに染まり方の特徴もあり色選びの方法も違ってきます。

 

今回はそんな男性の皆さんに、白髪染めのタイプ別や髪の状態別におすすめの色選びの方法をお伝えします。メンズ白髪染めの色選びに迷われている方の参考になれば幸いです。

ヘアカラーで白髪を染める場合は、白髪だけでなく黒髪も一度脱色した上で色素を入れるため、パッケージやサンプルの色合いとあまり差はなく染められます。
パッケージの色合いを見ながら自分のイメージに合うカラーを選ぶと良いでしょう。

 

ただし、ヘアカラーは思い通りのカラーに染められる反面、きれいに染まりすぎるため、白髪の多い年代の男性にとっては色選びが意外と難しかったりします。

 

ブラックで染めると真っ黒に染まってしまい、いかにも白髪を染めました、という状態になってしまうことがあります。年代によっては違和感があり、かつらのように見えてしまうこともありますので注意が必要です。

 

20代や30代の若い男性であれば明るいブラウンもよく似合いますが、40代や50代の男性が、あまり明るいブラウンに染めてしまうと、髪の色だけが浮いて無理に若作りしているようにも見えかねません。年齢に応じた色選びが求められます。

 

年代別の使いやすいカラー

• 20代～30代：ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン
• 40代～50代：ダークブラウン、ナチュラルブラック

 

また、髪質によっても染まり具合に差が出ることがあります。髪の毛が太く硬い髪質の場合は、白髪が染まりにくい傾向があります。髪の毛が太くて硬い髪というのは、健康な髪である証なのですが、髪の表面を守るキューティクルが強固に守っていることから、染料が浸透しにくく染まりが悪くなります。

 

そのため、髪の毛が太く硬い髪質の場合は、染めようとしてりうカラーよりも少し明るめのカラーを選ぶと思ったとおりの色合いに仕上がりやすいです。

 

ヘアカラーで染める場合の色選び

• 基本的にはパッケージやサンプルを見ながら自分のイメージに合う色を選ぶ
• ヘアカラーのブラックは真っ黒に染まってしまうことがあり少し使いづらい
• 違和感の出ないように年齢に応じた色合いを選ぶ

 

 

※ヘアカラーで白髪染めを行う場合は、髪や頭皮へのダメージや、アレルギーによる健康被害のリスクを考慮のうえで使用しましょう。当サイトでは、より安全性の高いヘアマニキュアタイプ（ヘアカラートリートメント）の使用を推奨しています。

ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントで髪を染める場合は、白髪しか染めることができず、黒髪にはほとんど色は着きません。そのため色選びは黒髪の色合いを考えながら選ぶことが大切です。

 

例えば、黒髪部分がダークブラウンのときに、明るめのライトブラウンに染めようとしても、白髪だけがライトブラウンに染まるため、元の黒髪部分とギャップが出てしまいます。

 

こんなときは、黒髪部分と同じダークブラウンを選ぶと黒髪によく馴染み自然な染まり具合になります。

 

また、ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントは染まる力が弱く、ヘアカラーのようにパッケージやサンプルの色合いどおりに一度で染まることはないと思っておいたほうが良いと思います。継続使用することで徐々にその色合いに近づいていきます。

 

明るめの茶色を選ぶ場合は、黄色く光ったように染まることもありますので、希望する色合いよりも少し濃いめのカラーを選ぶと落ち着いた色に染まりやすいです。

 

ヘアカラーではブラックに染めるとかつらのように見えてしまうこともありますが、ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントであれば、あまり茶色の強い髪色でなければ、ブラック系のカラーを選んでもほとんどの方に違和感なく馴染むと思います。

 

ヘアマニキュアで染める場合の色選び

• 黒髪部分と同じ色を選ぶと馴染みがよく自然に染まる
• 明るめの茶色を選ぶ場合は少し濃いめを選ぶと落ち着いた色に染まる
• 普通の黒い髪色ならブラック系のカラーを選ぶと違和感なく染まる