※使用回数はトップの長さ１０ｃｍ、サイドの長さ４ｃｍ、柔らかめの髪の毛で試したものです
　髪の毛の長さや髪質によっても使用量は変わりますので目安としてご覧ください

 

■メーカー：ホーユー株式会社
■ホームページ：http://www.mensbigen.jp/

 

従来品のメンズビゲン カラーリンスは、レビューの際に使用したあと、染まりの弱さから継続して使用することはありませんでした。
価格が安いので、カラーリンスのお試しとしてはおすすめですが、染め直しの手間を考えると継続しては少し使いにくい面がありました。

 

今回“カラーリンス3回分の染まりとなる”との謳い文句で新発売された「メンズビゲン カラーリンス トリプルプラス（＋＋＋）」
染まりが改善しているならと、さっそく試してみました。

 

使い勝手や染まり具合などリアルな使用感をレビューしていますで、購入をお考えの方がいましたら参考にしてみてください。

 

カラーリンス トリプルプラスを買ってきました

発売からまだ日数が短いこともあり置いている店舗が少ないです。
カラーリンスは結構どこにでも置いてあるのですが、まだカラーリンス トリプルプラスを置いているところは少なく、大型店舗をハシゴして買ってきました。

 

 

カラーはアッシュブラックとナチュラルブラックの2色。前回のカラーリンスと同じく、自然な色合いに染まるナチュラルブラックを選択。
（後日アッシュブラックも買ってきて染め比べしてみました）

 

 

箱の中に本品とビニール手袋（2枚）が入っています。
カラーリンス（カラートリートメント）タイプなので素手のまま染めることも可能ですが、手指への色移り防止のため、手袋が付属されているようです。
それだけ染毛力が強いということでしょうか。

 

説明書はなく、外箱に使用方法や使用の目安、注意事項等が記載されています。

 

ちなみに、従来品のカラーリンスと並べてみるとこんな感じ。

 

 

デザインはかなりスマートになっており、パッと見ではメンズビゲンということも分かりません。

 

内容量は、カラーリンス160gに対し、トリプルプラスは120gとなっています。

 

まずはシャンプーで皮脂汚れを落とします

それではさっそくカラーリンス トリプルプラスを使っていきましょう。

 

まずはシャンプー。皮脂や汚れをしっかり洗い落とします。

 

 

シャンプーが終わったら一旦タオルで水気を取ります。（これがちょっと手間です）

 

テクスチャーやクリームの硬さは？

ビニール手袋をして、手に出します。

 

 

量はショートヘアの長さで、キャップサイズと同じくらいの大きさ（約35mm）。

 

テクスチャーはけっこう柔らかいです。
垂れてくるほどの柔らかさではなく、伸ばしやすいちょうどいい固さです。

 

トリプルプラスの匂いは？

ヘアカラーではないので、白髪染め特有のツンっとした刺激臭は全くありません。

 

 

匂いはわりといい香り。
少し甘いフルーツ系の匂いも混じった、爽やかなフレッシュグリーンの香り。
香りは強すぎず、嫌みのない匂いなので、誰にでも使いやすいのではないでしょうか。

 

白髪染めをする前の状態

順序が前後しましたが、その前に白髪染めをする前の状態を見ておきます。

 

 

髪をかき分けるとかなり白髪が目立っています。特に、生え際やこめかみの辺りは集中して白髪があります。

 

髪全体に塗って放置時間は３分

 

 

それでは塗っていきます。手に広げたら、髪全体に塗り広げます。
白髪の多かった髪の内部の方までしっかり馴染ませていきます。

 

地肌に染料が着いてしまっていますが、数分程度の時間なら、すすぎのときにこすればきれいに色を落とすことができますので、あまり気にする必要はありません。

 

 

白髪の目立つこめかみ部分は、もう少しクリームを指に出して重ね塗りしていきます。
髪が短いので塗りにくいですが、指でつまむようにして白髪染めをのせていきます。

 

全体に塗れたら５分ほどそのまま放置します。
説明では放置時間３分と書かれていますが、少し長めの方がよく染まるので、５分放置してみました。

 

その間、髭を剃って体を洗っていればちょうどいい時間になりました。

 

 

きれいにお湯で流して完了！簡単です。
再度のシャンプーやリンスは不要です。

 

色水はやや濃いめ。周りに飛ぶと落ちにくいので、髪を流した後は浴室内をきれいに洗い流しておきます。

１回目の染まり具合

乾かして染まり具合を確認しました。

 

 

期待していましたが、正直思ったほどの染まりではありません。
カラーリンスに比べると色はついていますが、髪を分けた内側は白髪が残っています。

 

３回目の染まり具合

最初は３日の連続使用が推奨されていましたので、３日連続で染めてみました。

 

 

生え際には少し多めに白髪染めをのせて塗ったこともあり、３回目になるとよく染まっています。
こめかみ部分は染め残しが出ていますが、全体的に白髪は目立たなくなっています。

 

色持ちは？

シャンプーをするたびに色落ちをしてくるので、色持ちは実測で4～5日ほど。
カラーリンスに比べると色持ちも改善していますが、一般的なカラーリンス・カラートリートメント並みの色持ちとも言えます。

 

1週間程度は許容できそうですが、黒髪をキープするのであれば、4～5日に1回は染め直した方が良さそうです。

 

色移りは少ない

カラーリンスやカラートリートメントの中には、色移りの激しいものもあります。

 

スカルプDのヘアカラーコンディショナーなどは染まりは良いものの、数日に渡ってシャンプー後の髪から色水の雫が垂れてきたり、枕に色が移ってしまうことがあります。

 

カラーリンス トリプルプラスは色移りはほとんどなく、浴室内や枕を汚してしまう心配は少ないです。

従来品のカラーリンスと新しいトリプルプラスの違いを見てみましょう。

 

	トリプルプラス	カラーリンス
容量	120g	160g
放置時間	3分	5分
染まり	やや強い	弱い
染料	（+/-）HC黄4,HC青2,塩基性青75,塩基性紫2,塩基性茶16	（+/-）HC黄4,HC青2,塩基性青75,塩基性茶16
色持ち（実測）	5日～7日	3日～5日
実勢価格	1100～1300円	800～1000円

 

カラーリンスとトリプルプラスはどちらも同じくカラーリンスタイプの白髪染め。
その違いは「染毛力」。トリプルプラスはカラーリンスの3回分の染まり設計になっており、放置時間も5分から3分に短縮されています。

 

色持ちも良くなり、これまでの「3日～5日」から「5日～7日」に改善したことで、染め直しの回数も少なく済むようになっています。

 

反面、容量が少なくなり、さらに価格も実勢価格で約300円ほど上がっています。

 

メンズビゲン カラーリンス トリプルプラスは、ナチュラルブラックとアッシュブラックの2色設定。

 

どちらのカラーを買えばいいのか迷っている方もおられるようです。

 

色合いが微妙なので、人毛サンプルを使って、同条件のもと染め比べをしてみます。

 

 

左側が「ナチュラルブラック」、右側が「アッシュブラック」です。

 

どちらもブラックベースなので、色合いに大きな差はありませんが、ナチュラルブラックはややブラウン寄り、アッシュブラックはややパープルが入ったアッシュカラーになっています。

 

白髪のまだ少ない方であれば正直どちらでも大きな違いはないと思います。カラーリンスですので、黒髪の色まで変える力はありません。

 

白髪の多めの方は、若干ブラウン寄りにしたいか、青みがかった感じにしたいか、仕上がりをイメージして選んでいただければ良いかと思います。

使用レビューで雰囲気はつかめてもらえたのではないでしょうか。
他の人がどのように感じているのか、口コミも見ていきましょう。
ネット情報や周りで実際に使用した方のインタビューを集めました。

 

 

カラーリンス トリプルプラスのココがポイント

• 手間がかからずリンスとして簡単に使える
• カラーリンスの中では比較的よく染まる
• トリートメント成分配合で髪や頭皮を傷めない

カラーリンス トリプルプラスはこんな男性にオススメ

• 市販されている商品で手軽に染めたい男性
• 染まりの良いカラーリンスを探している男性
• 少しずつ白髪を目立たなくしたい男性

 

カラーリンス トリプルプラスを試した感想（総評）

従来のカラーリンスがかなり染まりが弱かったこともありますが、比較するとトリプルプラスで染まりは大幅に改善されているようです。

 

カラーリンスは1～2回ではほとんど髪色に変化が見られませんでしたが、トリプルプラスでは一度の使用でも多少色の変化があり、3回連続で使用した後は白髪がかなり目立たなくなりました。

 

色持ちも良くなり、実測で4～5日。1週間ほどは許容できそうな感じです。

 

ただ他に販売されているカラーリンスやカラートリートメントと比較すると、染まりは少し物足りない印象。しっかり染めたい方、染め直しが面倒な方は利尻などを選んでいただいたほうが良さそうです。

 

価格は、カラーリンスに比べると少し高いですが、200gで3,000～4,000円の商品が多いなか、実勢価格で1,100～1,300円は買いやすい価格帯。200ｇ換算にしても1,800～2,200円ほどなので、続けやすい値段ではあります。

 

ヘアカラー（酸化染料）からの切替や、カラーリンス・カラートリートメントのお試しとしてはおすすめです。

 

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