メンズ男性用白髪染め

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メンズの白髪は自宅で染める?美容院で染める?

美容院

男性の場合、美容院や理髪店で白髪を染める人はあまり多くはないようです。

 

リクルート社が2017年に実施した「白髪に関する意識調査2017」によると、64.8%の男性が自宅で市販の白髪染めを使って染めており、美容院や理髪店で白髪染めをしている男性は17.8%ほどと少数派です。

 

同じ調査は女性にも行われていますが、女性の場合は自宅で白髪染めをしている割合49.8%、美容院で白髪染めをしている割合52.4%とほぼ半々の割合になっており、男性と比べるとその差は大きなものがあります。

 

白髪に関する意識調査

出典:白髪に関する意識調査2017

 

白髪染めは一度使い始めれば継続して染め直しが必要になります。

 

定期的な白髪染めを面倒に感じ、容院や理髪店などで染めてもらえばわずらわしさがなく楽だとお考えの方もおられると思います。

 

今回は、自宅で白髪染めをする場合と、美容院や理髪店などで白髪染めをする場合の、価格面・染めあがり面・ダメージ面など気になる部分を比較検討してみたいと思います。


価格面の比較・料金の相場は?

まずは一番気になる料金面の比較です。

 

【自宅で白髪染め】一つ1,000円~3,000円(年間コストは約6,000円~15,000円)
【美容院・理髪店で白髪染め】1回3,000円~5,000円(年間コストは約36,000円)

 

自宅の白髪染めの価格

ヘアカラーで染める

白髪染めのコスト

自宅で染めるものだと、ドラッグストアやスーパーなどで市販されているヘアカラータイプの白髪染めを思い浮かべる方も多いと思います。

 

ヘアカラーは1剤2剤を混合させて使うタイプの白髪染めで、代表的なものとしては「メンズビゲン」や「ルシード」「サロンドプロ」などが販売されています。

 

価格的にはほとんどが一つ1,000円前後で購入できます。

 

髪の長さにもよりますが、一般的な短髪であれば、1本で2回程度使えるものが多く、月に1回染め直しをすると、年間にかかるコストは6,000円程度になります。

 

カラートリートメントで染める

カラートリートメントタイプであれば、市販されているものは少なく、多くのものは通販での購入になります。

 

カラートリートメントは、トリートメント成分の配合された白髪染めで、シャンプー後にトリートメント代わりに使います。代表的なものとしては「利尻ヘアカラートリートメント」や「ルプルプヘアカラートリートメント」などが販売されています。

 

価格も少し高めになり、配合されている成分によって価格は変わってきますが、一つ3,000円前後が価格の中心帯です。

 

商品によって色持ちはかなり差がありますが、ヘアカラーに比べると短く、おおむね3日~10日ほどに1回の染め直しが必要になります。

 

一般的な短髪で、1本で15~20回程度使えるものが多く、染め直しの頻度に応じてコストに幅がありますが、年間にかかるコストは6,000円~15,000円程度になります。

 

美容院・理髪店の白髪染め相場

美容院や理髪店で白髪を染めてもらう場合は、店舗によって料金設定はさまざまなのですが、美容院であれば3,000円~5,000円が相場です。理髪店ではもう少し安いところが多く3,000円~4,000円程度のところが多いようです。

 

最近では白髪染め専門の店舗も増えてきており、3,000円以内で染められるところも多くなってきています。

 

仮に1回の料金を3,000円とし、月に1回染め直しをすると、年間のコストは36,000円になり、自宅で染める場合と比較するとコスト面での負担はかなり大きくなってしまいます。

染めあがりの比較

【自宅で白髪染め】慣れるまでは染めムラや染め残しが出やすい
【美容院・理髪店で白髪染め】プロの美容師・理髪師がきれいに染めてくれる

 

染めあがり

染めあがりの比較は、圧倒的に美容院・理髪店に分があります。

 

髪のプロである美容師や理髪師が、髪質に合った染め方をしてくれますし、自分で染めるなら目が行き届かない後頭部もきちんと見ながら染めてくれますので、染めムラもなくきれいに染めあがります。

 

自宅で染める場合は、そこまできれいに染めるのはなかなか難しいものです。

 

家族がいる場合など他の人に手伝ってもらえば後頭部や側頭部も染めやすいですが、自分で染める場合は目の届かない部分は染めムラや染め残しが出てしまうこともあり、きれいに染めるにはある程度の慣れが必要です。

髪や頭皮へのダメージ比較

【自宅で白髪染め・ヘアカラー】髪や頭皮へのダメージ大
【自宅で白髪染め・カラートリートメント】髪や頭皮へのダメージはほとんどない
【美容院・理髪店で白髪染め】自宅ヘアカラーに比べればダメージは抑えられる

 

髪ダメージを気にする男性

白髪が増えてくる年齢にもなると、抜け毛や薄毛など髪の悩みも増えていくもの。
白髪染めをして若返ろうとしているのに、髪を傷めてしまったり、頭皮を傷めてしまい抜け毛や白髪を増やしてしまっては本末転倒です。

 

少しでも髪や頭皮にはダメージを与えずに染めたいものですが、自宅での白髪染め・美容院での白髪染め、それぞれのダメージ度合いはどうなのでしょうか。

 

自宅で染める場合は、選ぶ白髪染めによって度合いは大きく違っています。

 

ヘアカラー

ヘアカラータイプの場合は、強力な薬剤が使われており、染毛力・色持ちともに非常に高いのですが、反面髪や頭皮へのダメージは最も高くなります。

 

カラートリートメント

カラートリートメントの場合は、HC染料や塩基性染料など安全性の高い染料が使われており、ジアミンや過酸化水素などダメージ成分が使われていないため、髪や頭皮へのダメージはほとんど心配する必要はありません

 

美容院・理髪店

美容院や理髪店で使われる染料も、成分としては自宅で使うヘアカラーと同じものが使われていますので、髪や頭皮へのダメージはゼロでありません

 

ただし、自宅用のヘアカラーはどんな髪質でも染まるようにかなり強力な薬剤が使われていますが、美容院ではもう少し刺激が弱めの薬剤が使われており、美容師が髪質に応じて調整してくれますので、自宅のヘアカラーで染めるほど髪や頭皮を傷めることはありません

美容院・理髪店ならではの白髪ぼかし

白髪ぼかし

美容院や理髪店の白髪染めとして「白髪ぼかし」というものがあります。

 

白髪ぼかしは、白髪を真っ黒に染めてしまうのではなく、専用の染料を使って、白髪に淡くグレーカラーを加えることで、白髪と黒髪の境目が目立たないように「ぼかす」ものです。

 

白髪の多い男性向けの染め方ですが、今ある白髪を活かしながら、年齢相応の今のイメージを変えることなく、白髪の量が減ったように見え、若返った印象になります。

 

それぞれの店舗によって設定されている料金は異なりますが、美容院やヘアサロンなどでは2,000円~2,500円程度、理髪店では1,000円~1,500円程度で料金設定されていることが多く、染める時間も15分~20分ほどですみます。

 

白髪の量が少ないとうまくグレーヘアーになりませんが、白髪の量が黒髪の量を超えるくらいになっていれば、白髪ぼかしも選択肢に加えても良いでしょう。

 

自宅でも「白髪染めシャンプー」を使うことで、白髪ぼかしのように染めることはできますが、何度か継続使用で徐々に色を付ける必要があり、一度では実現することはできません。
一度でグレーヘアーを実現できるのは美容院や理髪店ならではと言えます。


自宅・美容院の白髪染め比較まとめ

メリットとデメリット

自宅で染めるにしても、美容院や理髪店で染めるにしても、それぞれメリット・デメリットがあります。

 

コストはある程度かけてもきれいに染めたい、自分で白髪染めをするのが面倒という男性であれば美容院・理髪店で染めてもらうのがおすすめです。

 

あまりコストをかけずに染めたい、髪や頭皮にダメージを与えずに染めたい男性であればカラートリートメントで染めるのがおすすめです。

 

自宅でのヘアカラーは、髪や頭皮へのダメージが心配という理由もありますが、アレルギーリスクもあり、使用はおすすめできません。

 

自宅で染める
ヘアカラー
自宅で染める
カラートリートメント
美容院・理髪店
で染める
価格・料金

一つ1,000円前後

一つ3,000円前後

1回3,000~5,000円

年間コスト※

約6,000円

6,000~15,000円

約36,000円

染めあがり

染めムラ・染め残しが出やすい

きれいに染まる

染め直しの頻度

月に1回

3~10日に1回

月に1回

髪や頭皮のダメージ

ダメージが大きい

ほとんどない

あるが少ない

※年間コストは、短髪男性を基準に概算しています

 

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