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シャンプーの二度洗いはいいの?

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シャンプーする男性

整髪料をたっぷりつけた日や、お風呂に入れず寝てしまって皮脂がべっとりとしている日など、シャンプーの二度洗いでしっかり脂や汚れを落としたいときもあるでしょう。

 

一度軽くシャンプーをして、もう一度シャンプーをすると二度目のシャンプーは泡立ちもよく、脂や汚れもきれいに落ちてさっぱりとした気分になります。

 

しかし、シャンプーの二度洗いは注意も必要です。
脂や汚れを髪や頭皮に残さずきれいに洗い落すことができる反面、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことで頭皮トラブルの元になってしまうことがあります。

 

それなら「シャンプーの二度洗いはしないほうが良いの?」と思う方もいるかもしれません。
実際のところ、シャンプーの二度洗いはいいのでしょうか?それとも悪いのでしょうか?

 

シャンプーの二度洗いはいい?悪い?

口コミ

「シャンプーの二度洗い」。昔から肯定する意見と否定する意見の両方があります。ネット上で検索しても肯定派・否定派に分かれてさまざまな記事が見られます。

 

シャンプーの二度洗いが良いのか、悪いのか。
先に結論から言うと、

 

洗い過ぎて必要な皮脂まで落としてしまうのは良くないが、
きちんと洗えず洗い残しが出てしまうのはそれ以上に良くない
」です。

 

そのため、シャンプーで髪や頭皮を洗うときに重要なのは、汚れや不要な脂をきちんと落として、且つ洗い過ぎて必要な皮脂まで落としてしまわないことです。

 

今回は「シャンプーの二度洗い」について、メリットやデメリット、どういった人が二度洗いをしたほうが良いのか、反対にどんな人は二度洗いをしないほうが良いのかご説明します。
また、二度洗いするときの正しいシャンプーの使い方などもご紹介しますので参考にしてみてください。


シャンプー二度洗いのメリット

シャンプー二度洗いのメリット

シャンプー二度洗いのメリット

シャンプー二度洗いのメリットは、
汚れや脂をしっかり落とせること」です。

 

整髪料をたくさんつけたとき、特にハード系のワックスなど脂分の強いスタイリング剤を使ったときは、シャンプーをしてもなかなか泡立たず、一度ではきれいに落とすことができません。

 

そんなときは、少量のシャンプーで軽く脂分を落としておくと、二度目のシャンプーではよく泡立ち、汚れや脂をしっかり落とすことができます。

 

整髪料には、セット剤をはじめ、合成界面活性剤、鉱物油、酸化防止剤、香料など多くの添加物が使用されており、頭皮に残ると毛穴詰まりの要因にもなります。

 

毛穴詰まりは頭皮環境を悪化させることにつながりますが、二度洗いをすることで、洗い残しによる頭皮トラブルを防ぐことができます。

 

シャンプー二度洗いのデメリット

シャンプー二度洗いのデメリット

反面、シャンプー二度洗いのデメリットは、
頭皮の必要な皮脂まで落としてしまうこと」です。

 

頭皮の皮脂は残り過ぎすると、毛穴詰まりになり、皮脂や汚れなどの老廃物が排出されずに溜まってしまったり、毛穴に詰まって脂分が酸化して不快な匂いの元になったり、といった頭皮トラブルの要因になります。

 

しかし、皮脂は全て取り除いたほうが良いのかというとそうではありません。適度な皮脂は頭皮の乾燥を防いだり、汚れや紫外線など外部からの刺激から守るためにも重要なものです。

 

シャンプーの二度洗いで、頭皮にとって必要な皮脂まで落としてしまうと、乾燥した頭皮はより多くの皮脂を分泌しようとします。

 

その結果、きれいに皮脂を洗ったせいで、逆に皮脂の分泌量を増やしてしまうことになります。さらに分泌量の増えた皮脂を落とすためにシャンプーが必要になるといった悪循環に陥ってしまいます。

 

特に洗浄力の強いシャンプーで二度洗いをしている方は注意が必要です。

シャンプーの二度洗いをしたほうが良い人

シャンプーの二度洗いには、このようにメリットとデメリットがあります。

 

メリット・デメリットを踏まえて、どういう人が二度洗いをしたほうが良いのでしょうか。

 

二度洗いがオススメな方

  • 整髪料をたくさんつけている男性(特にハード系)
  • 汗をかきやすく頭皮がべたつきやすい男性
  • 洗浄力の弱めのシャンプーを使っている男性

 

整髪料を多めにつけている方や脂分の多いハード系のワックスなど使っている場合や、汗をかきやすく頭皮が皮脂でべたついている方の場合、一度のシャンプーではしっかり泡立たずどうしても汚れや脂が残りやすくなってしまいます。

 

メリットとデメリットでも書きましたが、洗い残しがあると毛穴の詰まりや酸化など頭皮トラブルの元にもなります。

 

洗い残しが出ないように二度洗いをしますが、一度目のシャンプーは少量で髪だけを洗うように意識して、二度目のシャンプーは頭皮も一緒に洗うようにすると、普通の二度洗いに比べ、皮脂の摂り過ぎを防ぐことができます。

 

また二度洗いをするのであれば洗浄力の弱めのアミノ酸系シャンプーを使うと良いでしょう。洗浄力が抑えられているだけでなく、頭皮や髪と同じ弱酸性のシャンプーなので、頭皮や髪への負担を最小限に抑えて洗うことができます。

 

一度洗いがオススメな方

  • 整髪料をあまりつけない(or 脂分少なめの整髪料を使っている)男性
  • 頭皮が乾燥しがちな男性
  • 薄毛や抜け毛などが気になっている男性
  • 洗浄力強めのシャンプーを使っている男性

 

一度でしっかりと泡立ち、汚れや脂を落とせる方は一度洗いで十分です。

 

二度洗いをすると髪や頭皮の脂をすっきりと洗い落とせるからと二度洗いをしている方もいますが、その気持ちよさと引き換えに頭皮環境を悪化させてしまっている可能性もあります。

 

洗浄力の強いシャンプーで二度洗いをすると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮をカサカサに乾燥させてしまいます。強いシャンプーの刺激は頭皮や髪の負担にもなり、乾燥と相まって頭皮環境を悪化させることにつながってしまいます。

正しいシャンプー二度洗い方法

  1. シャンプーをつけずにお湯でよく洗う
  2. シャンプーを手で泡立て髪をメインに洗う
  3. 軽くシャンプーを洗い流す
  4. シャンプーを少量手で泡立て頭皮と髪を洗う
  5. すすぎ残しが出ないようにしっかり洗い流す

 

シャワー

いきなりシャンプーを付けるのではなく、最初はお湯だけで予洗いをします。整髪料の油までは落とせませんが、3分ほど流して、髪や頭皮の汚れを落とします。

 

予洗いで軽く汚れを落として髪が十分に水分を吸ったら、シャンプーを手に取りよく泡立てます。シャンプーの量は通常量よりも心持ち少なめにします。

 

原液のままシャンプーを髪につけるのはやめましょう。脂分の多い髪ではなかなか泡立たないという理由もありますが、原液は頭皮に刺激が強すぎたり、すすいだ後に毛穴に残りやすいといった頭皮トラブルの元になってしまいます。

 

一度目のシャンプーではあまり泡立ちもせずすっきりと洗えないかもしれませんが、髪の汚れを落とす意識でシャンプーをすれば十分です。シャンプーをしたら軽く洗い流します。

 

再度シャンプーを手に取りよく泡立てます。シャンプーの量は通常量の半分くらいを目安にします。指の腹を使って頭皮をマッサージをするように頭皮と髪をよく洗います。

 

よく洗えたらすすぎ残しが出ないようにしっかりと洗い流します。

 

一度のシャンプーを二度に分けて「一度目は髪メイン、二度目は頭皮メイン」に洗うようなイメージです。二度洗いをするにしても、髪や頭皮の負担を減らしながら汚れや脂はしっかり落とし、皮脂の摂り過ぎも抑える洗い方になります。

さいごに

二度洗いをしたほうが良い人・一度洗いで十分な人という風に分けましたが、二度洗いをしたほうが良いかどうかは、あらかじめ決めてしまうのではなく、頭皮や髪の汚れや脂分の具合によって判断するのが良いでしょう。

 

頭皮にダメージを与えたくないばかりに一度しかシャンプーをせずに汚れが頭皮に残ってしまえば本末転倒です。整髪料を多く使ったときなど、一度のシャンプーで脂成分が落ちないときには、しっかりと二度洗いをして汚れや脂を落としましょう。

 

また、季節や頭皮の状態によっても必要なケアは変わってきますので、スキンケアなどと同じように、そのときの状態に応じたケアが必要です。

 

二度洗いをするときは、スカルプケアシャンプーやアミノ酸系シャンプーなど、洗浄力を抑えた弱酸性のものを使うのがオススメです。

 

シャンプーは毎日使うもの。また直接頭皮に触れるものでもあることから、頭皮ケアの基本はシャンプーであると言えます。白髪のない健康な髪も健康な頭皮がベースです。シャンプーについての正しい知識をもって頭皮ケアをすることをオススメします。

 

シャンプーに関しては関連ページで詳しく解説していますので参考にしてください。

 

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